#3(2020/05/03)

映画好きの両親と映画を観た。
と言っても映画館などという大層な所ではなく、父がTSUTAYAかどっかから借りてきたと思われるDVDを家で再生しただけだが。

タイトルはA.I.という。あのスティーブン・スピルバーグが監督した名作だ。

映画の内容自体をこういった場で語るのは御法度でなかろうかという観点と、逆に名作であれば内容を知る人が多くそれを今更語るまでもないだろうという観点の二つから、内容についてはあえて細かくは話さないでおく。よって簡素なものとなるが、感想は綴っておく。

正直感動した。AIという形で要約された人間性と、愛という人間最大の不可解要素が織り成すストーリー、そして壮大で濃密なラストにはこみ上げるものがあった。スタッフロールで泣こうと思えば泣けた。

父に「映画を観よう」と誘われた時は2時間もか、と思ったがこれは大きな2時間だった。単純に感動が私の心に刻まれたし、あの世界観が私の空想に刺激をもたらした。

要するに考えが豊かになったと思う。映画がこういった影響をもたらすようなことは聞いたことがあるが、特にこのSocusという人間は若干妄想に耽りがちなナードであるためもっと映画を観て脳に刺激を与えるべきなのではないかと思う。

というのも、同じ内容を先日ツイートしたことだが、私はこの日記を書いて文章に慣れることができれば、あわよくば一次創作小説に手を出してみようかと思っている。キャラクターの設定や所謂ラスボス、そこへ向かうまでの経緯などを妄想するのが楽しい。

そして映画はこういった世界観の創作やセリフ回しの練り上げや単純に語彙に至るまで様々良い影響を出すに違いない。実際に創作を実行する前に多数の映画を観て"豊かさ"を手に入れたいものだ。

だが積極的な行動力が無いこの男、自らそういったものに触れに行こうという気にはならない。

頼む父よ、映画を、世界を俺に流し込んでくれ。

今日の一句

うちのこ妄

想してセンズリこ

き散らかすのたのジィィィィィィィィィィィｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

ＦＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯ

(六･九･三八･一七〇)

翌日出かけるらしいんだけどこの時間まで起きててマトモに動けるのかな